一般的には1歳ころからはじまるとされる「手づかみ食べ」。それまでは、おっぱいを吸うことやお母さんお父さんが食べ物を口に運んでくれることが主となる時期から、自らの行動が自らの意志として具体化されてくる時期ともなるのかもしれません。
子どもたちは、お口のなかの環境の変化とともに、お口に入れる食べ物の好みにも変化がみられるでしょう。
手づかみ食べの時期は、子どもたちが誤まって食べ物を喉に詰まらせたりしないように、食べ物の硬さや柔らかさなどによって、周囲の大人たちが食べ物の切り方などの工夫をすることが重要なポイントともされているようなのです。歯が生えはじめても子どもたちの食事の量が増えない場合は、口内環境のトラブルなども視野に入れておきましょう。